松本浩実研究室ではさまざまな健康問題を解決するための疫学調査、実験的研究を行い国民の健康寿命の延伸を目指しています。特に骨粗鬆症によって生じる骨折や転倒、運動器の障害によって生じるロコモティブシンドロームやフレイル、サルコペニアなどについて、運動習慣を中心とした生活習慣の改善による予防を目指した研究を行っています。研究成果は地域、社会に還元できるよう企業との共同研究も積極的に行っております。
■スマートフォンアプリケーションによる立ち上がり動作時の加速度測定値は転倒・骨折リスク指標と関連するか?
■成人女性における出生体重と筋肉量・骨密度・握力・身体能力との関係の調査
■大学生におけるロコモの有症率と身体機能の関係性について
■大学生におけるPhase angleと筋疲労・下肢機能の関係性について
■スポーツ外部指導者からの指導の有無とスポーツ傷害発生の関係性について
など
鳥取県米子市での疫学調査に学生も参加しています。学校での卒論実験等で習得した身体機能測定を地域でも活かします。
鳥取大学工学部櫛田大輔研究室との医工連携の交流会を実施しています。
年1回、さまざまな現場で活躍されいる方をお招きし、将来のキャリア形成についてのセミナーを実施しています。2023年にはパラリンピックバスケットボール元日本代表コーチの檜山恵理さん(現鳥取大学医学部附属病院)にもご登壇いただき、障がい者スポーツやアダプテッドスポーツについても学びました。