当研究室出身で研究や臨床で活躍している理学療法士を紹介します。

回復期病院で働いており、脳血管疾患の方や運動器疾患の方のリハビリを主にさせて頂いています。その中で私はフレイルについて興味を持っており、福山市でフレイルの啓発活動に参加しています。フレイルという言葉の認知度がまだまだ低いため、まずは言葉を知って頂き、それから地域でのフレイル予防教室等へ参加して頂くことで健康寿命増進の一助になればと考えています。

まず私は松本ゼミに入ったことでフレイルの分野について触れることができ、現在の自身の活動にも繋がっていると感じています。また実際にゼミ活動で地域に出向いてフレイル予防活動の現場に携わったことや、他大学との研究の交流が行えたことは貴重な経験となりました。そして松本ゼミでは国試等に向けた学業の取り組みはもちろんのこと、その先の社会人を見据えたキャリアデザインについて学べる点は自身にとってかなり有意義になりました。学生の間に長期的視点で将来を考える機会は中々ありませんが、ゼミを通して学ぶことで自分自身と向き合えたことや悩みがあると、その都度松本先生と相談し解決していけたため、問題解決能力も身につけることが出来たと思います。ゼミはメリハリをつけて楽しむことのでき、社会人の今となってほんとに良い時間を過ごせたゼミだったと感じています。

今年は1年目で仕事に慣れるのに一杯だったため、来年はフレイルについてより深く学び、地域の方々へしっかり啓発していけたらと考えてます。またその他の様々な分野にも興味を持ち、自身の視野を広げていけたら考えています。